【FX・株】テクニカル分析と使い方|テクニカル指標の種類

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FX 株 のテクニカル分析使い方|テクニカル指標種類

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FX 株でのテクニカル「分析」「指標」の種類と使い方【移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表】

まずは、FX 株 初心者にも使いやすい、代表的なテクニカル指標を紹介します。

 

テクニカル指標「移動平均線」のFX・株での使い方と種類

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一定期間の価格の平均を結び線にしたものが「移動平均線」です。

 

”価格の判定”を「始値」にするのか「終値」にするのか、”一定期間”をローソク足何本分にするのか、この2点は自分で決めることができます。

(使用ツールによっては固定値の場合もあり。)

 

「移動平均線」は、一般的に「終値」にて判定です。

 

「移動平均線」の期間については「15」、「21」、「89」、「100」、「200」など様々な数値が基準とされています。

 

上記の画像のチャートでは、

 

赤色 → 判定:終値 期間:21
橙色 → 判定:終値 期間:89
緑色 → 判定:終値 期間:200

という設定です。

 

移動平均線を見ることで、FX 株での短期、中期、長期のトレンドを判断することができますよ。

 

 

移動平均線を目安にFX 株のトレードをしている方も多く、ローソク足が移動平均線にぶつかったら価格が反転したり、

 

相場が下落後、底値圏でもみ合いとなり、「短期」移動平均線が、「長期」移動平均線を下から上に抜ける場合、相場が急騰するサインとなる「ゴールデンクロス」、

その逆の「デッドクロス」の判断としても利用され、最もポピュラーなテクニカル指標となります。

 

 

移動平均線にも、様々な種類があり、それぞれに名称や特徴があります。

 

単純 移動平均線 (SMA)

単純移動平均線は、移動平均の原型であり、一番一般的な移動平均線となります。

 

その為、この移動平均を利用しているFX 株トレーダーが最も多いので、相場の動きにも最も影響を与えていると言って良いでしょう。

【計算式】SMA=(P1+P2+P○~+PN) / N

 

指数平滑 移動平均線 (EMA)

こちらの指数平滑移動平均線、通称:「EMA」も、FX 株において、比較的よく用いられる移動平均線となります。

 

後述する、加重 移動平均線 (WMA)や、修正 移動平均線 (MMA)の特徴を併せ持つ動きを示し、トレンドがはっきりしている相場では、単純 移動平均線 (SMA)よりも反応が早く、保ち合い相場などで動きが重い場合では、なだらかなチャートを描きます。

 

【計算式】今のEMA={前のEMA×(N-1)+PN×2}/ (N+1)

 

加重 移動平均線 (WMA)

加重 移動平均線 (WMA)は、FX 株の最も直近の値動きに対して機敏に反応します。

 

単純 移動平均線 (SMA)では、急激にトレンドが動いた際に、トレンドについていけないという弱点があり、それを補う動きを示します。

 

その分、ダマシの影響を受けやすいという弱点を併せ持ちます。

【計算式】WMA={(1×P1)+(2×P2)+P○~+(N×PN)}/ (1+2+○~+N)

 

修正 移動平均線 (MMA)

修正 移動平均線 (MMA)では、加重 移動平均線 (WMA)とは逆に、これまでの修正 移動平均線 (MMA)を計算式に含める為、直近の値動きに影響を受けにくいという特性を持ちます。

 

その為、継続する長期のトレンドを確認する場合には重宝されますが、トレンドの向きが変わった場合には、しばらく反転の傾向が見られません。

【計算式】今のMMA={前のMMA×(N-1)+PN}/ N

 

 

移動平均線 (MA) は、テクニカル指標の基本中の基本ですが、FX 株のプロを含む大部分のトレーダーが分析に利用する重要なテクニカルとなります。

 

その為、それぞれのテクニカル指標の特性、長所・短所を把握したうえで、最も有効なFX 株のトレードルール開発の指針として活用してみて下さい。

 

テクニカル指標「ボリンジャーバンド」のFX・株での使い方

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移動平均線を基準に、その上下に値動き幅を示す線を、あるルールに基づき作成します。

 

一般的には値動き幅を示す線は2~3本作成され、移動平均線から近い順に「1次標準偏差」、「2次標準偏差」、「3次標準偏差」と呼びます。

 

 

上図のチャートでは、

の実線:移動平均線
の破線:1次 標準偏差 (1σ)
の破線:2次 標準偏差 (2σ)
の破線:3次 標準偏差 (3σ)

という設定です。

 

ボリンジャーバンドの考え方は、下記のようになります。

  • チャートは移動平均線に沿って進む
  • 移動平均線から乖離した場合には、移動平均線に近づこうとする
  • 1次標準偏差内 (1σ)に価格が収まる確率は約68.3%
  • 2次標準偏差内 (2σ)に価格が収まる確率は約95.5%
  • 3次標準偏差内 (3σ)に価格が収まる確率は約99.7%

 

以上の事から、2次標準偏差 (2σ)のラインをチャートが超えた場合は、反転の兆候として利用が出来る事になります。

 

しかし、この内容だけをみると、価格が3次標準偏差を超えることはほぼないと思ってしまいますが、実際にはしばしば3次標準偏差を超える価格変動がみられますので、この指標だけで安易で博打的な取引をしてしまう事には注意してください。

 

図のチャートでもその状況が確認できます。

 

ボリンジャーバンドだけでなく、すべてのテクニカル指標に共通したことですが、それぞれのテクニカル指標において、強みと弱みが存在します。

 

FX 株の取引では、例外も必ずあることを頭の片隅に置いておきましょう。

 

各テクニカル指標の長所と短所を理解した上で、それぞれのテクニカル指標の長所を組み合わせたり、短所を補う組み合わせにより、長所を伸ばし、弱点を補うような使い方ともに、

 

FX 株の取り引きにおいて、テクニカル指標に完全に依存しすぎないことが大切です。

 

テクニカル指標「一目均衡表」のFX・株での使い方

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こちらは、日本人が開発したテクニカル指標です。

 

このテクニカル指標には様々なパーツが存在し、幅広くFX 株の相場を分析することができるのですが、すべてを説明するととても複雑になってしまいます。

 

ここでは「雲」についてだけを説明いたします。

 

図のチャートでは、黒い縦線が描かれているものが「」です。

 

雲は抵抗帯として考えられ、雲が厚ければ厚い程、抜けるのが大変となり、ローソク足は跳ね返されます。

 

雲が上にある時には上値が重い雲が下にある時は下値が堅いということになりますね。

 

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FX 株でのテクニカル「分析」「指標」の種類と使い方【RSI・MACD】

テクニカル指標「RSI」のFX・株での使い方

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Relative Strength index」の頭文字をとったものが「RSI」で、「市場の過熱感」を数値化し、グラフに描いたものです。

 

一般的にはRSIの値が70を超えたら「買われ過ぎ」、30を割ったら「売られ過ぎ」と判断します。

 

 

「RSI」は、現在のFX 株の相場の状況が視覚的にも瞬時に判断しやすく、有用なテクニカル指標なのですが、ここで大事なことがあります。

 

例えばRSIが90付近まで上昇し、「買われ過ぎ」のサインが表れたとしても、その後、FX 株の相場は必ず下がるとは限らないという事です。

 

 

FX 株の取引では「買われ過ぎ」となる根拠、「売られ過ぎ」となる根拠が必ずあります。

 

その根拠の存在によって、その後の相場の方向性も決まってきますので、他のテクニカル指標同様、「RSI」の数値のみで判断をせず、他のテクニカル指標などの分析と組み合わせ、総合的な判断を下しましょう!

 

テクニカル指標「MACD」のFX・株での使い方

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上図の、チャート下部に表示されているものが「MACD」です。

 

MACDは奥が深く、複雑なテクニカル指標のですので、重要ポイントのみを説明しましょう。

 

 

グレーの縦線であらわされているグラフを「MACD」、赤の破線が「シグナル」と呼ばれています。

 

MACDが「0.00」の基準線よりも上に伸びている時には上昇圧力が、下に伸びている時には下降圧力が強く働いている状態です。

 

「伸び幅」でその圧力の強さも知ることができます。

 

 

また、基準線がMACDを下から上に抜けた時(図のチャートでは緑丸の部分)は、相場が上昇から下降に転じるサイン。

 

逆に、基準線がMACDを上から下に抜ける場合(図のチャートでは橙丸の部分)は、相場が下降から上昇に転じるサインとされています。

 

FX 株の売買において、MACDは視覚的にも、とてもわかりやすく、判断基準も明確なテクニカル指標ですよね!