FX 成功者のやり方と資金管理・リスク管理!初心者やトレーダーの勘違い
FX市場で9割以上のトレーダーが敗退する理由
前項目で申し上げた通り敗退する人は、FXに対する心構えが甘すぎます。
プロトレーダーは、FXにて利益をあげなければ生活ができません。
情報収集から相場分析までを「命懸け」で行っています。
このようなトレーダーと同じ土俵に立つことを忘れてはなりません。
トレードにおいて、敗退するトレーダーに共通している特徴があります。
FXで敗退するトレーダーの共通点【取引手法】
ネットや書籍で氾濫している情報には、ほとんど使い物にならないものや、むしろそれを取り入れてしまうと大損害を被るような無責任な情報や手法で溢れかえっています!
その中に一握りだけ、非常に有用な情報が存在しますが、その情報を見抜く知識や経験もなく自ら分析・バックテストをする事もなく鵜呑みにしてしまっているトレーダーが非常に多くいますが、そのほとんどの人が最終的に大損をしてしまいます。
まず、前提としてお伝えしなければならない事は、100%の確率で信頼できる、「テクニカル指標」「ファンダメンタルズ分析」「チャートパターン」「○○手法」というのは存在しないという事です。
ここでいう「放置」とは、エントリーをするのと同時に「利益確定ポイント」と「損切ポイント」を設定しないことを指しています。
どれだけの手練れトレーダーでも、勝率100%というのはあり得ません。
相場が意図しない方向に進んでいくことも日常茶飯事です。
そうした状況の中、エントリーポジションの「出口」を決めない、もしくは考えないということは、自殺行為にも等しいです。
すべてのエントリーに分析に基づいた根拠をしっかりと持ち、「出口」を必ず決めておけば、勝率は大きく上がってきます。
FXで敗退するトレーダーの共通点【資金管理・精神面】
折角、勉強を重ね投資やFXの基礎が修得でき、何度もバックテストを行った結果、ようやく素晴らしい手法が完成しても、その完成した手法通りのルールで運用できなければ勝てるものも勝てなくなってしまいます。
ある程度、勝ち始めたころに、自らの「欲」が出てしまい、ルールを無視したリスクの高い取引をしてしまったり、
逆に、自分の弱さの為に、ルールに沿った利確ポイントまで待てずに、薄利で売りを重ねてしまう事が往々にして起こりがちなのです。
これらの「欲」と「怖さ」などの精神面をコントロールできない人は、必ず大きな痛手を被ったり、最終利益をプラスに転じる事が出来なくなってしまい負け組への道にまっしぐらとなってしまう事でしょう。
資金をたくさん入れたり、レバレッジを高くかける事で、多くのリターンが期待できます。
その分、大暴落や大暴騰が起こった際には、一度にすべての資金を失う恐れが高まるのです。
自らの投資に回せる総資金を把握し、それらの総資金を一括してポジションを持つことなく、しっかり分割して管理する事で、市場から退場という事態を回避する事が出来ます。
「そんなこと、わざわざ言われなくても分かっているよ!大した話じゃない!」と、あなたは思っているかもしれません!
しかし、リタイアトレーダーの大部分はこのことを侮っていたことにより、資金が尽き、市場から撤退を余技なくされてしまっているのが現実なのです。
このことは、現在、億単位で勝ち続けている「勝ち組トレーダー」であっても、この資金管理を怠れば、リタイアトレーダーとなる事を示唆しています。
FXでこれだけは覚えたいチャートとテクニカル
チャートはトレーダーの心理を具現化したものと言われています。
人間心理であるがゆえに、そこには「決まったパターン」が存在するのです。
こういったパターンを見つけ出し、その後のチャートの動きを予想することを「テクニカル分析」といいます。
最低限覚えておきたいチャートパターンとテクニカル分析については、こちらのページをご覧ください!
FX チャートパターンと分析方法|「ヘッドアンドショルダー(三尊)」など [反転パターン編]
FX チャートパターンと分析方法|「フラッグ」「ペナント」「ウェッジ」など [継続パターン編]
「損切り」と「資金管理」の重要性|FX市場から撤退しない為に!
FXの取引で「損切り」は生命線!
どれだけ優秀なプロトレーダーでも、勝率100%はあり得ません。
勝率が100%でないということは、損切を行っているということになります。
そして、優秀なトレーダーであるということは、素早く的確に損切りができるということです。
利益をあげるために、自分からすすんでマイナス決済をするということは、矛盾しているようにも思えるかもしれません。
しかし、実際にはFXにて破産する人のほとんどが、自ら「損切り」を行わない、「資金管理」ができない人達であるというのが揺るぎない事実なのです。
どれだけ情報収集をしても、どれだけ精密にテクニカル分析を行おうと、次の瞬間にチャートが上に進むか下に進むかは誰にもわかりません。
含み損が膨らんでもいつか戻ってくるなんて考えている方、もしもずっと戻らずに含み損が膨らんだらどうしますか?
エントリーするタイミングで、利確ポイントと損切ポイントを明確にする。
そしてこれらは絶対に変更しない。
このことを確実に守る人だけが、FX市場から退場せずに、FXで最後まで勝ち続けることのできる人となります。
FX市場から撤退しないための「資金管理」の重要性!
先ほどの損切りの内容と「資金管理」は強く関連しています。
利確ポイントと損切ポイントを設定してトレードをするということが資金を管理するとも繋がってきます。
エントリーポイント、ポジション量、利確ポイント、損切ポイントの4つが決まれば勝った場合と負けた場合の損益額も具体的になります。
数学的な内容になりますが、勝率が 50%以上であれば、エントリー地点から利確ポイントまでの距離は損切ポイントまでの距離の 2倍以上にするというルールを守っていれば、口座資金は必ず増えるのです。
また、一度のエントリーのポジション量も意識しなければなりません。
口座資金に対しての証拠金の割合が初心者の場合は1/10、上級者でも1/3を超えないことが鉄則です。
ポジション量が資金に見合っていない場合には、一度の損失が致命的になってしまいます。
こういったルールを自分で作りそれを徹底することが、FXで生き残るための秘訣であり、資金を管理するという事です。
FXのやり方 「成功の法則」
FXのリスクと危険度
ここまで、FXや投資について色々と厳しい事や、難しいことを極力分かりやすく伝えてきたつもりですが、いかがでしたでしょうか?
ここでも、まず最初に、再度厳しいことをお伝えしておかなければなりませんが、
あなたがこれらの記載内容の事を侮り、人一倍の努力ができないと感じたなら、このようにお伝えします。
「投資・FXには絶対に手を出さないで…」と!
先にもお伝えした通り、FXや投資の世界であなたが真正面から闘わなくてはならない相手は
専業トレーダー、銀行の投資部門のトレーダー、ヘッジファンド、政府、中央銀行、国家だけでなく、世界中のトップトレーダーや、どんどん進化し続ける「AI」達なのです。
これらを踏まえた上で、努力はいとわないとやり抜ける覚悟ができて初めて投資・FXの世界に足を踏み入れる「資格」が与えられます!
もちろん、この資格が無くても、投資・FXを始めること自体はいとも簡単にできてしまいます。
だからこそ、そんな安易な考えで始めてしまえば、あなたのこれからの生涯において、数百万、数千万円の損失が発生するのが明白なので、これだけ厳しい事を敢えてお伝えしているのです。
FX 成功への手順
あなたに、この「資格」が与えられたならば、それは、FXを本気でやり抜く覚悟と心構えできてているという事になりますので、次の段階に進んでも問題ないでしょう!
しかし、この段階では、まだ、投資・FXを始めてはいけません。
まずは、前の項『FXでこれだけは覚えたいチャートとテクニカル』でお伝えしたように、FXの「仕組み」と「基本」をしっかりとマスターする必要があります。
この基本の中には、ローソク足などの「チャートの読み方」や、チャートパターンなどの「チャートの使い方」から、各種「テクニカル指標」「ファンダメンタルズ分析」を徹底的に身につける事が求められます。
たくさんの有用な書籍を熟読する事が成功への足掛かりとなる事でしょう。
しかし、市販の書籍には、有益どころか、有害となる書籍が数多く出回っています。
そんな書籍を信用してしまったら、成功どころか大損害を招いてしまいます!
こちらのリンクページでは、そんなあなたの為に、役立つこと間違いなしの書籍を紹介していますので、是非、参考にしてみて下さいね。
▶▶FXの(無料・少額からの)「始め方」 最初が肝心!FX 「勉強法」「おすすめ 本(必読書)」
FX 真の成功法則
次に、これらの身につけた基本のそれぞれの利点を用いて、様々な組み合わせを試行しながら、エントリーポイント、利確ポイント、損切りポイントなどを決定する事で、あなた自身のルール・手法を編み出していくのです。
この編み出した、いくつかのルール、手法において、過去の相場を元に、いくつもの通貨ペアで、過去十数年から数十年に渡って、何度も何度もバックテストを行う事で、優れた手法へと昇華させていくことが出来るでしょう!
実は、この作業が非常に重要で、ここは時間を惜しまずに徹底的に取り組んでもらえればと思います。
この作業を行うには、手計算ではとても出来ない為、システム的に行う必要が出てくる事になります。
本格的なシステムを導入しなくても、エクセルの「マクロ」を用いてもこれらの検証(バックテスト)は十分可能です。
この検証(バックテスト)においては、税金やスリッページ、スプレッドなどの条件も入れ込み、緩い数値で実施するのでなく、起こりうる最大の厳しめの条件での検証で実施する必要があります。
あまりに現実にそぐわない甘い数値で、良い検証結果が出たとしても、それは、実際のトレードではその通りの結果にならず、使い物にならない手法・システムとなってしまう事になるからです。
これらの条件に耐え抜いた検証による、手法とシステムを守り抜き、投資資金を全て使い切るような「資金管理」をせずに、トレードを続ける事が出来れば、あなたは一生、このFXや投資の世界で活躍し続ける事が出来ているでしょう!